いい歯の日
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いつも当院をご利用いただき、ありがとうございます。
本日は11月8日(いい歯の日)とされており、
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めて
この運動が始まりました。
楽しく充実した食生活を送り続けるためには、
妊産婦を含めて生まれてから亡くなるまでの
全てのライフステージで健康な歯を保つことが大切です。(日本歯科医師会HPより引用)
日本政府は、国民皆歯科健診の制度の2025年導入を目指しています。
歯科検診の義務化を検討するほど、日頃の歯のメンテナンスは重要だと言えます。
定期的にメンテナンスをしていると
- 歯の本数が多いほど寿命が長い傾向にある
- 健康な歯が多いほど、硬いものなど様々な物が咀嚼でき、何でも美味しく食べられる
- 食べ物をしっかり噛むことで、栄養吸収が促進される
- 噛む回数が多いと、唾液がたくさん出て、お口の中が清潔になる
- 噛むことで脳が活性化し、認知症の予防になる
- 歯が多く残るほど医療費が少なくなる
- お口の中に異常がなければ通院回数が少なくてすむ
などのメリットがあります。
一方でメンテナンスをあまりしない場合
- 削った歯は元には戻らない
- 虫歯に治療をしても、二次虫歯になり再度治療が必要な場合もある
- 虫歯治療などで通院回数が増え、治療費もかかる
- 銀歯などの被せ物は永久的なものではない(とれてしまったり、しみたりする)
- 睡眠時の無自覚な食いしばりや歯ぎしりで健康な歯を痛めてしまう恐れがある
- 日頃の歯磨きで汚れが残っていると歯周病などになりやすい
- 歯周病になると歯周病菌などが血流に乗り、全身を巡り、それぞれの組織で悪影響を及ぼす
- 神経をとる治療などをすると歯が黒ずんで見た目にも影響する
- ブリッジなどの被せ物の清掃が難しく、汚れが残りやすい(口臭の原因にもなる)
- 入れ歯と粘膜の間に食べ物が挟まって痛くなる(食事するのも億劫になる可能性がある)
- 噛む力が弱くなる(入れ歯の咬む力は天然の歯の30〜40%ぐらい)
などのデメリットが多くあります。
当院にお越しの患者様でも
お口の中の調子悪く
本当に食欲が失せて、ゼリーや流動食のようなものしか口にしたくない。
食べることが好きなのに食べることができずにもどかしい
なんて方もいらっしゃいます。
そんな患者様1人でも多く、快適に美味しくお食事を召し上がっていただきたいのです。
そのためにも、痛みなどの症状が出た時だけのご来院ではなく
定期的にメンテナンスをさせていたただければと思います。
普段のお家の歯磨きを
歯科医師による、患者様一人一人に合ったブラッシング指導で
もっと快適で、正確に出来れば
虫歯や歯周病になるリスクも抑えることができます。
ブラッシング指導や、お口のクリーニングだけでも構いませんのでお気軽にご相談ください。

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